Photo Album 広島の夜景

 広島県内の夜景・夕景・風景・滝写真をパノラマや壁紙で掲載しております。
 The night view of Photo Album Hiroshima is a night view chiefly and introduces, scenery, and the waterfall spot with the
 photograph in the surrounding about the Hiroshima prefecture in the evening.


 ■フィルム撮影

【はじめに】
ではなぜこんな時代にフィルムなのか・・それはこれからお話ししますので興味のある方のみお読み下さい。
今のデジタル写真に満足でフィルムに興味のない方はページを閉じてもらって結構です。

デジタルカメラが主流の昨今、写真=デジタルの時代になりました。
カメラをデジタルから始められた方も多いことでしょう。
減少傾向にあった写真人口もこのデジカメの普及によって増加傾向にあり同じ趣味を持つ私としても嬉しい限りです。
一方フィルムカメラを使う人は年々減少傾向にあり、ショップでも見かけなくなったのは残念です。

写真にもいろんなジャンルがあり、コンテストなど撮影者の意図する写真表現を要するものは「センス・腕・経験」などが必要です。
しかし夜景撮影では視界に入った一番綺麗な部分を誰しもが収めたいものです、なので10人いればみんな同じ構図にほとんどなるでしょう。
そう考えると夜景写真は構図ではなく画質の良さが重要となります。
デジタルも一眼レフが登場し十分夜景撮影も可能ですが、フィルムと比較すると細かい再現性にはまだまだ無理だと実感しています。
パソコンで見る壁紙サイズでもその差は一目瞭然で、引き伸ばせば更に違いが現れます。
本格的な夜景写真にこだわるなら、是非フィルムでの撮影を取り入れてみてはいかがでしょうか。

【デジタルとフィルムの写真比較】
 
 この写真は同じ条件でのデジタル一眼とネガフィルムの比較です。
写真左がデジタル、右がフィルムです。
ここではパッと目がお伝えできればと思いこの写真を選択しました。
好みにもよりますが、全体の雰囲気や煌びやかに見えるのは右側のフィルムであることがおわかりいただけたでしょうか。
しかし肉眼での見た目はデジタルの方が近く、フィルムは非現実的なのも確かです。
写真は見たままを撮るわけですが、そのままでは面白くなく非現実さこそ醍醐味の一つと言えます。
残念なことに私の使ったデジカメではその煌びやかな夜景表現をすることができません。

ここで勘違いをされてはいけないので補足しますが、昼間や日没直後であればデジタルもフィルムも区別がつきません。
夜景の綺麗な表現は空の色が残る時間帯では青やオレンジといった華やかさはありますが、光量はまだ少ないのです。
よって完全に空が真っ暗になった時こそ最大の光量となり本当の夜景の美しさを見ることができます。
この完全に暗くなった時の撮影時に於いてのみデジタルでは不可能になってくるわけです。

フィルムの種類
について
【ネガとリバーサル】
フィルムは大きく分けてモノクロとカラーがあります。
更にカラーフィルムにはネガとリバーサル(ポジ)に分かれます。
私たちの頭の中にはフィルム=ネガという図式が成り立っていますが、リバーサル(ポジ)というものも存在します。
ネガを現像すると茶色く見た目ではわかりませんが、ポジは現像後そのままカラーで見ることのできるスライド原稿です。

夜景撮影ではどちらも使用できますが、大きな違いは色の再現性にあります。
ネガは全体的に茶色っぽくなり、一方ポジはグリーンがかった写真になります。
どちらがいいわけでもなく仕上がりの好みに左右されると思います。

しかし夜景撮影では適正露光があってないようなもので、測光はしますが経験と感にたよる世界なのです。
その意味では、多少の露出の過不足を許す範囲(ラチチュード)のあるネガの使用をおすすめします。
ポジはラチチュードが狭くより正確な露出が必要で、失敗の確立も大きくなるのは確かです。

【フィルムの粒状性】
粒状性はフィルムの感度によって決まります。
感度は主に低感度(ISO 25/50/64)、中感度(ISO 100/200)、高感度(ISO 400/800)、超高感度(ISO 1600/3200)
が存在します。
デジカメではこの感度を撮影途中に変更できますが、フィルムの場合はできません。
粒状性はフィルムの感度が高くなるにつれ悪くなりザラついた感じになりますので、中感度あたりの使用をおすすめします。

【デーライトとタングステン】
フィルムの種類にはデーライトとタングステンがあります。
ネガにはデーライトのみですが、ポジにはタングステンというタイプが存在します。
通常フィルム(デーライト)は太陽光下で見た目の色彩を再現できるタイプです。
一方、タングステンは電球の光で撮った時と同じ見え方をするフィルムです。
夜景の場合、光源が太陽ではなく人工光なのですがその光源の種類は多く完全な再現性は不可能です。
しかしこのフィルムを使うとまた違った表現も可能で、太陽光は青白く写り、デーライト特有の緑カブリは水色っぽく写ります。

 左がデーライトタイプ、右がタングステンタイプ。
 間違わないように各メーカーとも赤で「T」と入ってます。
 この二種は私が主に使ってるもので、どちらも1,000円と少し高価なのですが
 素晴らしいフィルムです。

カメラのフォーマット
について
【更なる高画質を追求するなら】
通常はレンズをいい物に・・という発想が浮かぶと思います。
しかし数十万円のレンズを使用してもそんなに差はでないのが現状です。
そこで選択肢の一つとして中判カメラにステップアップする方法もあります。
ただ35mm判との互換性はないので一から揃える必要がでてきます。
私のように夜景のみ撮るのなら標準レンズ1本あれば間に合います。

【フォーマットサイズ】
写真の画面サイズで、一般的なのが135型と呼ばれる24X36のサイズです。
コンパクトカメラや35mm一眼レフなどもこのサイズとなります。

実はこれ以外に56mm幅のブローニーフィルムを使う中判カメラ用やシートフィルムを使う大判カメラがあります。

110型 13X17mm
135型 18X24mm(ハーフ)
135型 24X36mm(35mm)
120型 42X56mm(セミ判6X45)ロクヨンゴ
120型 56X56mm(中判6X6)ロクロク
120型 70X56mm(中判6X7)ロクナナ
120型 76X56mm(中判6X8)ロクハチ
120型 84X56mm(中判6X9)ロクキュー
シート 96X120mm(大判4X5)シノゴ
シート 120X170mm(大判5X7)ゴナナ
シート 193X243mm(大判8X10)エイトバイテン

35mm判カメラはシステム面に於いても群を抜いて普及しています。
しかしながらフォーマットサイズが小さいため細部の表現は難しいと言えます。
写真で右が35mm判・中央がセミ判6X4.5・右が中判6X7のサイズ比較です。
実際のフィルムを見ればその大きさに驚かれることでしょう。
面積で言えば35mm判を基準にセミ判が3倍、6X7判が4倍となります。

夜景撮影を35mm判で撮影すると光のツブがつぶれてしまいますが、セミ判では完全に再現できます。
また昼間の写真では違いがわかりにくいのですが、夜間は謙虚に現れます。
それはカメラにとっても夜間は過酷な条件となりフォーマットサイズが大きいほど有利なのです。

【写真比較】
では実際の写真をご覧下さい。
左が35mm判、右が6X7判で撮影したものです。
どうですか?右の写真ではこのサイズでも繊細さが確認できると思います。
高画質は高価なレンズではなくフォーマットサイズで決まることがおわかりいただけたでしょうか。
ただ大きければそれに越したことはないのですが、コスト面の問題もあります。

 

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