Photo Album 広島の夜景

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 The night view of Photo Album Hiroshima is a night view chiefly and introduces, scenery, and the waterfall spot with the
 photograph in the surrounding about the Hiroshima prefecture in the evening.


 ■ハッセルの基本操作

  ●【第一章 予備知識】
1)どんなカメラなの?
ハッセルブラッドF.V. Hasselblad & Companyは1941年に設立されたスウェーデンのカメラメーカーで、ここで記載するのは中判6×6(正方形)フォーマットのレンズシャッター式一眼レフカメラ(500C/M)です。
レンズシステムはカールツァイス(ドイツ)を使用でき、新旧を問わずレンズやアクセサリー類の互換性があるのも最大の魅力の一つです。
もうひとつの魅力はやはりコレクション性でしょうか・・

では何故こんなハイテクの時代に大昔のカメラが人気なのでしょう?
現在のカメラはフィルム・デジタルに限らずオートカメラです、マニュアル露出の設定でも適正情報を持っていますから 完全マニュアルとは言えず、そんなに失敗するという経験は少ないと思います。
問題はここです、仕事での撮影ならともかく趣味での領域ではこの失敗が逆に撮影の楽しさでもあります。
このカメラには当然露出計はありません、自分の経験と勘で撮ることとなります。
あと現在のように周囲の明かりはあまり気にしませんが、この時代のものは内面反射が発生するなど光線の工夫も必要なのです。
逆に言えば万能なカメラではないと言っても当たっているかもしれませんが、このような難点を知りつつ付き合っていくのも楽しいものです。
確かに現在のカメラは撮った結果では優れていますが、ハッセルは普通に撮ってもうまく写りません。
ヘタすると使い捨てカメラのほうがよっぽど綺麗に写ることだったあるということです。
これまである程度上達したなぁ〜って感じていても自分の実力が一発で覆されます。
これはカメラ任せではなく、ある程度の撮影知識が要求されすべて自分の撮り方が結果として現れるからです。
もうひとつは色合いですが、前述の光線状態でも自分の思った色はまず出にくいと思って下さい。
ですから本当に工夫して写真を楽しみながら撮りたいと思う人以外は手を出さない方がよいでしょう。

ではここで誰もが最初に感動する魅力を紹介しましょう。
まずファインダーは上から覗きます、変わってますね〜
レンズ越しの景色が大きなサイズで映し出され、この感動は口では言い表せません。
35mm判では確認できない遠近感もファインダーで見られるのも大きな特徴です。
またレリーズすれば「シュ!ボッ」の大きなバックシャッター音もたまりません。
たとえレリーズしなくても覗いてるだけで幸せを感じさせ、飾って眺めるだけでも飽きることのないカメラなのです(私だけかもしれませんが)

最近になって撮影地等でこのカメラをよく見かけるようになりました。
世界最高峰のこのブランドも中古市場では手の届く範囲になったことも嬉しい反面、これまで以上に需要が増えることによりパーツやレンズの調達が困難となるのは厳しい状況です。
またレンズシェード(フード)やストラップといった付属品も2万円以上という高値になりつつあります。
最近私もストラップを追加購入しましたが、なんと・・5万円もしました。
今後益々ユーザーも増え、価格上昇の見込まれる中で絶対数の少ないアクセサリー類を早めに入手する必要性が出てきそうです。

ここでははじめてハッセルブラッドを入手もしくは今後購入を検討されている方を対象に少しでもお役に立てれば幸いと思います。
実際、カメラを長年使っておられる方でも機種が変わればわからないものです。
ましてや歴史も古く50年以上前からあり、今回対象のカメラも30年くらい経過しているので説明書などまず見かけないことと思います(私も見たことがありません)
そんなわけで、これまで実際使ってきて私のわかる範囲(基本のみ)ですが、500系Cのモディファイモデルの「500C/M」を例にとって説明させていただきます。

2)購入にあたっての注意点
このカメラを購入もしくは使うにあたって、点検整備は欠かせないと思った方が良いでしょう。
何故なら数十年も経っているカメラがまともな状態であるわけがないからです。
購入時には最悪+10万はかかる覚悟は必要です。
ベストな状態でないとせっかくの性能を発揮できないので、このカメラを使う意味はないと思うからです。
私もこれまで数台購入しましたが、まともな状態のカメラは無いに等しく必ず修理が必要でした。
一概には言えませんが相場より高いと言っても保障はなく、分解しないとわからない不具合も多々あります。
あとあと高額な修理が必要な場合も予測し比較的安価なものを購入し完全修理と言う方法も選択肢の一つと言えます。
ただ修理したからと言って今後ずっとこの状態は保てず定期的なメンテは不可欠といえます。

【自己確認評価】
まず試し撮りをしてみて一番多いのがフィルムマガジンの光線漏れです。
これはフィルムを現像すれば一発でわかりますので、使用者側で判断できる項目です。
方法は紫外線の強い日中の最悪条件下(明るい状態)で撮影します。
これが曇天や夜間の光線の少ない条件ではわかりません。

次に多いのが同じくフィルムマガジンの送り(画面ダブリ)ですが上記の評価でわかります。
あとは現像してみて評価します、光線漏れの多くは画面左から無数の光線が入り込みます。
併せてコマ間の送りもチェックします。
これで問題なければ通常での使用は問題ないでしょう。

【専門家による修理】
一つ厄介なのが舶来カメラゆえに、どこでも修理できるわけではないのです。
国内でも多数修理可能なところはありますが、経験豊富でかつ純正パーツを使用するなどの信頼できる店は少ないです。
安価だからと言って下手に部分手直し的な修理をすればかえって後で高くつく場合もあるので、信頼できるパートナー店とお付き合いが必要です
ここでは紹介しませんが、私の知る限り旧ハッセル専門修理店は2つです、ご連絡頂ければご紹介いたします。

【主な修理費用−参考価格】
「ボディ」
・オーバーホール(約40,000〜50,000円)
・フロントギア巻上げ関係(約30,000円)
・ミラー上部のモルト交換(約20,000円)
*予算に余裕があればミラーボックス内およびバックシャッターのバルパス材貼り付けも反射対策に効果的(500C/M後期からは貼ってあります)

「マガジン」
・オーバーホール(約20,000〜25,000円)
・画面のダブリ(約15,000円)
・光線漏れ−スライド部テレンプ交換(約7,000円)

「レンズ」
・オーバーホール−ヘリコイドグリス他(約40,000円)
・絞り羽根、シャッター羽根他(約30,000円)
・シャッター調整(約20,000円)


3)種類と発売年について
1941 HK7
1942 SKa4
1942 SKa5
1948 1600F(フォーカルプレーン)
1952 1000F(フォーカルプレーン)
1957-1971 500C
1959 SWC
1965 500EL
1970-1989 500C/M
1972 500EL/M
1977 2000FC
1979 SWC/M
1981 2000FC/M
1984 2000FCW
1984 500ELX
1988-1994 503CX
1988 553ELX
1988 903SWC
1988 2003FCW
1991 205TCC
1994-1997 501C
1994 203FE
1994 201F
1994-1996 503cxi
1995 FlexBody
1995 205FCC
1996.12(現行) 503CW
1997(現行) 501CM
1998.8 202FA
1999.6(現行) 555ELD
905SWC(現行)
203FE(現行)
205FCC(現行)

種類別ではレンズシャッターの500系、フォーカルプレーンシャッターの200系、スーパーレンズ・ビオゴンを搭載したSWシリーズに分かれます。

4)製造年の確認方法
ボディおよびフィルムマガジンにそれぞれ製造番号がついていて、そのアルファベットで製造年が特定できます。
VHPICTURES(ビクトル・ハッセルブラッド・ピクチャーズ)の10桁がそれぞれ
1234567890に対応しており、シリアル番号の頭文字2文字は西暦年の下二桁に該当します。
例えば UC999999であれば、U→7でC→5ですから、1975年製となります。

 

5)カメラの構成
ボディ・フィルムマガジン(フィルムケース)・レンズ(交換可)の3つから構成されています。
当然この三点セットが揃わなければ撮影できません。(あとフィルムもですね・・電池などはいりません)



6)使用フィルム
中判カメラ用のブローニーフィルムを使います。(120フィルムで約500円前後、現像は500〜800円程度です)
ブローニーフィルムは100年以上の歴史があり、現在の135(35mm)フィルムの登場までは、ごくスタンダードなフィルムでした。
このフィルムは6cm幅で各種フォーマットサイズ(6X45 6X6 6X7 6X8 6X9)に対応しカラー(ネガフィルム・リバーサルフィルム)と白黒フィルムがあります。
長さ的には通常の120と2倍の長さの220の二種類に大別できます。
この違いはフィルムの撮影枚数に関係し6X6判で120は12枚撮り、220は24枚撮りとなります。
ただ、どちらも使用できるわけではなくマガジンによって使用フィルムが決まります。
なのでマガジンには120用・220用など種類が存在します。
120用(A12、E12、E12CC)、220用(A24、E24)、645フォーマット(A16、E16)など。

  ●【第二章 保管とレンズの交換】
このカメラを使うにあたって、いくつかの注意点があります。
これを誤って操作すると最悪壊れてしまいます。
慣れるまでは扱いにくく感じますが、その内ハッセルを使っているという快感に変わります。

1)保管状態について
まず、使わないときはシャッターを押した状態にしておきます。
これは余分な負荷をかけないためです。
この状態ではファインダーを覗いても真っ暗(ブラックアウト)で何も見えません。
またレンズ先端から見ると絞り羽根が完全に閉じた状態になっています。

もうひとつ忘れがちなのがマガジンスライド(遮光用板)を外しておくことです。
そうしないとモルトが劣化し易く、光線漏れを起こし易くなります。
なので引き蓋はフィルムセット時のマガジン交換の際のみに使用します。
このことはカメラを買う時も注意してみてください、マガジンスライドを差したまま店頭に並べているお店も結構あります。

2)レンズ交換について
必ずチャージ(巻き上げ)してからレンズを交換します。
チャージの確認方法は前述のファインダーから像が見えない又はボディ右側後部の丸い窓が「赤」ではなく「白」になっている状態です。
通常ではチャージしてないと外れませんが・・
問題はレンズを付ける時です、外した際にレリーズしてしまって無理やり付けないように。
連動接点をまわし横溝を合わせれば回避できる場合もありますが、そうならないように注意しましょう。

3)フィルムマガジンの取り外しについて
まずマガジンスライド(遮光用板)を差し込みます。
次にフィルムマガジン着脱ボタン(マガジン上部の丸いレバー)を右にスライドさせます。
この操作は必要時以外は頻繁に行わない方がよいでしょう。
万一合わせ面に干渉等によりキズを付けた場合、光線引き(光漏れ)の原因になるので細心の注意が必要です。

  ●【第三章 基本操作】
1)フィルムマガジンの取り付け
フィルムマガジンは底部二箇所のマガジンキャッチに引っ掛け上部のツメに押さえて「カチッ」っと音がするまで確実にロックさせます。
次にマガジンプレートを抜いて保管しておきましょう(フィルムマガジンを外すときはマガジンプレートが必要です)

 

2)レンズの取り付け
必ずチャージ(巻き上げ)を確認します(第二章参照)
レンズのフォーカシングリングを反時計回りに回転させ、ボディの赤マークにレンズの赤三角マークを合わせてはめこみます。
この時点で、少し左右に回転させ確実に真っ直ぐ入っていることを確認します。
フォーカシングリングを持ち時計方向に回転させ、カチッと音がすれば完了です(レンズ取り外しボタンが出てきます)
この状態でカメラのセット構成は完了です。

 

3)フィルムマガジンの準備
通常はここでフィルムを装填しますが、基本操作の練習なのでまだフィルムは入れません(入れ方は第四章を参照下さい)
*フィルム交換前にシャッターチャージが行われていないと撮影枚数が1枚少なくなります。
フィルムマガジンの左側面にあるスプールホルダーキーのツメを起こし、反時計回りにまわします。
これでロックが外れますので少し抜き出し、また押し込んでスプールホルダーキーを時計回りにまわしてロックします。
フィルムマガジンの右側面を見て下さい、フィルムカウンターが「0」になっていると思います。
この「0」表示はフィルムホルダーを抜いた時にしか現れません。

 



4)シャッターのチャージ〜レリーズ
シャッターチャージ後にフィルム巻上げクランクを時計回りに約10回転まわすとフィルムカウンターが「1」になります。
フィルム巻上げクランクは出したままだと手やストラップなどが引っかかります。
戻り方向なら問題ありませんが、送り方向(時計まわり)に動くとフィルムのダブリ等の原因となりますので
平行に戻し反対側に納めておきましょう。
これでフィルムマガジンのセット(撮影準備)は完了となりレリーズ可能です。

ここで初めてレリーズできますのでタイムレバーの○位置(上向き)を確認しシャーッターボタンを押してみましょう。
聞こえましたか!「カシャ!ポ〜ン」の音が・・あまりの感動で鳥肌ものです。
ここでもう一度後ろ側を見て下さい、フィルムシグナルとチャージシグナルが両方「赤」になっているはずです。
レリーズできるのは「白」になっている時を示すので「赤」の状態ではスタンバイされていないことを示しています。
この状態から更に次の撮影を行うには巻き上げクランクのみでOKです、フィルム巻上げクランクは回す必要はありません
ではチャージしてみましょう、フィルムカウンターは「1→2」となり、両方のシグナルは「白」になるはずです。
この繰り返しで12枚ほど撮影できます。

下の写真はチャージから巻き上げの状態を示しています。
@フィルム巻上げ完了時
Aフィルム巻上げレバーは任意の位置で止まっています
B反時計まわりに水平に戻す
C反対側にたたんでおきます
Dレリーズ後の状態
Eふたたびチャージした状態

     


5)ファインダーの使い方
フォーカシングフードを起こしてみましょう。
方法はフード後部に付いているフードボタンを右にスライドさせます(すぐ後ろのフィルムマガジン着脱ボタンと間違わないように)
折りたたんであったフードが@〜Cの順に跳ね上がります。
その際、勢いよく飛び出るので指で添えてゆっくり出します(壊れそうなので)
レンズキャップを外しファインダーを覗いてみてください、そうです二つ目の感動はここにあります。
像が見えましたか?でも何か変だぞ・・そうです、左右逆に見えるのです。
これはハッセルに限らず、どのカメラでも同じですぐに慣れます(上下逆なら難しいですが・・)
この大きなファインダー越しに見る映像は実際に見えるものとは別の世界がここに広がります。
通常は目からはなして腰の位置でみます、この位置をウェストレベルと呼んでいます。

ウェストレベルでのピント合わせが困難な場合はルーペで拡大して正確に合わすこともできます。
この場合は目を近づけて見ます(最近のアイレベルファインダーの感じです)
またファインダー越しに強烈な光がある場合は適宜このルーペを使用することで遮光も軽減できます。
ルーペの出し方ですが、先程のフードボタンを更にもう一回右にスライドさせます。
収めるときはルーペを指で押して引っ込めるとロックします。
ロックがあまくすぐ飛び出る場合は、ロックシャフトの引っかかるツメを押してやるとなおります。
またルーペがシャフトから外れてしまう場合は、シャフト内部のスプリングを伸ばしてやり、
組み替えシャフト固定のツメを内側に倒し横方向の遊びをなくします。

 

4)レンズの使い方
では次にレンズのピントを合わせてみましょう。
ピントはレンズの根元のフォーカシングリングで合わせます、少し硬いですがこんなもんです。
レンズの距離目盛には「フィート表示」と「メートル」表示の個体がありますが、たいてい肉眼でのピント合わせなので表示は見ません。
また先端側には絞りとシャッター速度を設定するリングがあります。
絞りと速度は連動しており、変更する場合は露出値変更レバー(右のギザギザレバー)を下げてシャッタースピードを変更します。
この際、絞りと速度が中央指標の一直線上からずれる場合がありますので左一杯の開放位置で速度リングを操作すると並びやすいです。
たとえば下の写真では中央指標のライン上のシャッタースピードが60で絞りが5.6であることをしめします。
ひとつ便利なことで、露出リングをまわすと、露出がプリセットされたまま回転しますので、シャッタースピードを30にすると絞りは8となります。
しかしすべての組み合わせはできないので、必要に応じて露出値変更レバーでセットし直す必要があります。

◎知っておくと便利【被写界深度の確認】
露出値変更レバーの下あたりに手動絞りレバーが付いています。
通常ファインダー越しに見える状態では絞り開放ですが、このレバーを押し込んでやると絞り値に応じて絞り羽根が作動します(開放位置以外)
よって被写界深度が確認できるわけです、解除方法は露出リングを開放に持っていくと解除されます。

 

◎知っておくと便利【セルフタイマー】
このレンズにはセルフタイマー機能(約10秒)が付いています(知らなかった方も多いと思います)
手順は少し面倒なのですが、知っておくと便利な機能です。
操作は巻き上げチャージ後に行って下さい、そうしないとタイマーが勝手に作動します。
手順1:まず解除レバーを前方に持ち上げた状態でセルフタイマーレバーを通常「X」の位置ですが「V」の位置までずらします。
手順2:タイムレバーを通常の「O」から「T」にします。
手順3:ミラーアップボタンを上方向に押します(これを忘れるとバックシャッターが閉まります)
手順4:レリーズしたらタイムレバーを「O」に戻します(忘れないように)
以上で完了です、尚タイマー時間等の設定はできません。尚、セルフタイマーレバーは自動的に通常の「X」位置に戻ります。

 

◎知っておくと便利【低速レリーズ時の注意】
シャッタースピードリングに赤い表示の付いた箇所があります。
この位置でのレリーズはシャッターボタンを押してすぐ離すと先にバックシャッターが閉じて十分な露光ができません。
よってこの位置ではシャッターがきれるまで押し続け、ゆっくりボタンを離すように心がけましょう。




  ●【第四章 フィルムのセット】
フィルムの装填はボディからフィルムマガジンを外す必要はありません。
装填は直射日光をさけ、薄暗い場所で行うのがよいでしょう。
第三章参照でフィルムマガジン左側面のスプールホルダーキーでロック解除し、スプールホルダーを取り出します。
次に巻き取りノブをおこし、空のスプールを向かって左側にセットします(撮影後は右側に残った状態です)
新しいフィルムは空スプール同様に右側にセットします(向きに注意−黒い紙面が上を向くように)

 
 

フィルム先端を引き出し、裏側へまわします(必要以上にフィルムを引き出さない)
重要・・ここでスプールホルダーキーを時計回り(水平)にまわしフィルムクランプをあげて
フィルムをひっかける(これをしないとピンボケ写真になります)

引っ掛けたらスプールホルダーキーを反時計回りにしてクランプを下げます。
フィルム先端を空スプールの溝に差し込みます。
(フィルム先端の穴にスプールの突起をひっかけて抜けないことを確認します)
次にフィルムを巻き取りますが、フィルムの先端が抜けないように指で持ち巻き取りノブで「フィルムのスタート位置」まで巻き取ります。
(フィルムのスタート位置とクランプバーの赤い三角を合わせます)
これでフィルムのセットは完了です。
あとはスプールホルダーキーを持ってフィルムマガジンに戻します。

 
 


  ●【第五章 豆知識Q&A】
Q:B50とかB60って何?
A:Bはバヨネットの略で、最近のフィルターはねじ込みですがハッセルは回転させはめ込むタイプです。
  また50とか60はレンズサイズでCレンズは50・CFレンズは60のタイプとなります。
  アダプターやシェードを購入する際は気をつけましょう。

Q:ミラーアップしたら先端部の左右が傾いている。
A:ちょっと変ですが、これで正常です。
  跳ね上げた時、左側はフリーなのでこのようになります。
  逆に降りた時の受けは上からと下からなので、バックシャッターを開いた状態でないと下の受けは見えません。

Q:レンズの絞り羽根の先端が一枚だけ折れ曲がっているのは、変形なの?
A:実際には二箇所あり見えるのは一箇所ですが、すべてこのようになっており正常です。

Q:フィルムの送り間隔が狭い・バラつくのですが?
A:ハッセルはコダックのフィルムを基準につくられています。
  よってフジを使うとコダックに比べコマ間の隙が狭くマウントでの使用が困難な場合もありますが、1mm以上あれば良しとしましょう。
  これはコダックとフジのスプール径が異なることにより生じるものです。
  あとバラつきですが、グリースアップでなおる場合もあります。
  もう一つ起こる現象として1・2コマ間と8・9コマ間はズレやすいのも知っておきましょう。
  余談ですが、マガジンも改良されており500C/Mの時代ではスペーシングギヤが112ピッチに対し503CXころでは114ピッチが採用されています。

Q:現像後、画角が傾いているのですが?
A:マガジン上部のロック(ツメ)にガタはないですか、ボディとの合わせズレがあると傾く恐れがあります。
  もう一つの要因はフィルムのセットです。スプールに引っ掛けず突っ込んだ状態で巻き取ると浮きの原因になります。
  なので先端を引っ掛けた後、引っ張る感じで巻き取るとゆるみや浮きを防げます。
  あと当然ですが、サイドのガイドにも引っかかっていなければなりません。
  ブローニーフィルムは多少なりうねった状態ですので、上記方法で最小限に留めたいものです。
  最近ではバキュームを使ってこの改善をしている他メーカーもあります。

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